2021年の夏、妊娠7ヶ月で妊娠糖尿病と診断された麦田。
まず最初に困ったのは、食べもののこと。
ふだんから糖質少なめ・タンパク質多め・野菜も果物も食べていて、割とリアルに「どうすればいいの?」な感じでした。
今回は、麦田が実際に試した食事法と、その他おすすめしたい行動についてまとめます。
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実際に試してみた食事法
ベジファーストは効果大

実施したのは、いわゆるベジファーストです。
食後2時間血糖値への影響はかなり大きく、正直ビックリしました。
ベジファーストおすすめの食材
・葉野菜類(キャベツやレタス等)
・こんにゃく類(こんにゃく麺等)
・海藻類(もずくやワカメ等)
など、食物繊維を豊富に含む低カロリーの固形物を食事の最初に食べたときが、食後2時間血糖値にもっともハッキリと差が出ました。なので、妊娠中は基本的にずっとこの食べ方を続けました。
おすすめの分量
シリアルボウルに1杯弱を目安にしていました。
あまりに少ないと、血糖値への影響も少なくなります。ようすを見て、この量に落ち着きました。
葉物以外の野菜だと?
食事の冒頭に、ごぼう・ニンジン・トマト・枝豆などを食べることも試しました。
ある程度血糖値を抑える影響はありましたが、葉野菜や海藻を食べたときほど大きな影響はありませんでした。ご参考までに。
食物繊維の粉末だと?
食事の冒頭に、粉末状の食物繊維(白い粉末や青汁)・食物繊維含有飲料(機能性表示食品)を飲むことも試しました。
食後2時間血糖値にはとくに影響は出ませんでした。ご参考までに。
間食で栄養補給や気分転換
なにか食べたい気分のとき、1日トータルでの栄養を補完したいとき、昼と夜の食事のあいだに間食をしていました。
乳製品・ブランパン・ゆで卵などのタンパク質もの、ナッツ・果物などの血糖値を上げにくく滋養のあるものを食べることが多かったです。
分食はせず
私の担当の医師からは、分食について実施の指示(および禁止)はなかったため、実施していません。よって効果についてもわかりかねます。
食事法以外におすすめしたいこと
低GLの食品を知っておく
血糖値について調べると、GIやGLという単語を目にすることがあるかと思います。
高GI・高GLの食品を避けることはあまり意味がないと感じますが、低GLの食品にどんなものがあるかを知っておけば、食生活に取り入れることができます。
妊娠糖尿病になると、以後、糖尿病になるリスクはふつうの人より高くなります。今後のため、糖に関することだけでも勉強しておきましょう。自分と家族の健康の支えになりますし、新しい楽しみも見つかるかもしれません。
麦田はホームベーカリーを購入し、ブラン粉で低糖質パンを焼いていました。
つわりで料理がたいへんな方には、通販の低糖質パンもおすすめ。

運動する
医師から安静の指示がないようであれば、しんどくないタイミングを見つけて体を動かしておくと、体力が落ちにくく、ちょっとした体調の変化にも気づきやすくなります。
麦田はつわりが落ちついてからは、日常的にストレッチ・ヨガ・散歩をしていました。
うまく汗がかけるようにしておくと、熱中症の予防にもなります。
妊娠後期は夏だったこともあり
「牛乳」「枝豆」「すいか」
が記録ノートにひんぱんに登場します。
そのためか、子は離乳食がはじまってすぐから、ヨーグルトと豆腐が大好きです。